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漢方と「水」の関係についてについて

 

前回で、二つ目の「血」について説明しましたが、今回は、漢方でいう「水」についての説明をします。

 


参考にしてみてください。

 

まず「水」は、体内にある組織液や消化液など、血液以外のすべての水分のことを指しています。

 

例えば、内臓、筋肉、粘膜、関節などの体液になります。

 

そこには水が存在して、身体を構成して、維持するために重要な働きをしています。

 

(笑顔) ご存知ですか!?

 

この「水」が不足することで、「のぼせ」、「ほてり」、「皮膚の乾燥」などの症状が現われます。

 

あなたは、大丈夫ですか!?

 

このような状態を漢方では「津虚」(しんきょ)と呼んでいます。

 

「血」が不足して起こる「血虚」の一つと捉えられてもらえれば分かりやすいですかね。

 

日本の女性に多く見られる冷え性については、余分に取りすぎた「水」がうまく排出されずに体内に溜まっていることが原因であります。

 

そして汚れて痛みや冷えの原因になる「水滞」という状態が原因だと考えられます。

 

主な症状としては、新陳代謝が低下して身体がむくみます。

 

また、冷え症の他にも息切れや、咳、アレルギー反応などを起こしてしまいます。

 

(汗)

 

<水滞の場合の養生方法について>
■ビール、清涼飲料水、冷たい飲み物などを摂りすぎないように注意しましょう。

 

■辛いものや味の濃いものの食べ過ぎないようにしましょう。

 

これは水分の摂りすぎに繋がってしまいます。

 

※ 特に蒸し暑い夏場は注意しましょうね。

 

■衣類や寝具も工夫をして、腰や足など、身体を冷やさないようにすることがポイントになります。

 

■食生活は、水分代謝を整えましょう。

 

※例えば、利尿作用が高い冬瓜やキュウリなどを積極的に食べるようにしましょう。

 

■胃腸の消化吸収を助ける小豆、豆腐、豆乳など豆類も効果的ですね。

 

※身体を冷やさないように、温かい料理にして食べるようにしましょう。

 

毎日、30分程度の有酸素運動で発汗するのも良いですね。

 

また、入浴で汗をかくなどしても良いですね。

 

体内の余分な水分を排出することも大切ですよ。

 

(笑顔)

 

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